久里浜の現場進行状況

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久里浜の現場です。昨日は土台を敷く作業でした。
写真は大工さんが墨出し(位置出しの線引き)をしています。
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手に持っているのは「墨つぼ」と呼ばれる道具です。
糸が巻かれている箱の中に墨に墨を入れ、引っ張りだした糸をピンとはって指ではじきます。
するとまっすぐなラインがひけるわけです。
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東大寺の南大門の改修工事で木製の墨つぼが梁の上に置かれていたことがありました。
当初は宮大工さんの忘れ物との話でしたが、
道具を大事にする大工さんが忘れるわけがない!ということで、
自分が仕事をした証拠を残して行ったに違いないだろうとのこと。
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素材はプラスチックで形も違いますが、機能面は全く変わっていません。
(左端は今の形)
技術革新進むなかでも、手作業の分野はいずれとして存続し、
伝統的な技と道具が必須である仕事もたくさんあります。
職人さんという人たちは温故知新、進歩と伝統をうまく取り入れ自分の仕事を誇り、
名前を刻む代わりにわざと現場に道具を置いていく・・・・・。
私の担当したこれまでの現場で最後まで持ち主の現れなかった道具達。
「商売道具を忘れていくなんて・・・そんなに慌てて帰らなくても・・・・・
いらないなら私が預かっときます。・・・無期限で。」
などと思うのは間違っているのかもしれません。
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by iiieaucklandhome | 2014-07-15 08:00 | 山本氏
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