2011.3.11

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工事部  山本 勝秀





3年前の今日、
早朝からいつもの通り建前の実行確認を大工の棟梁と電話でかわし会社へ連絡。
敷地の広いお宅でしかも中庭付の大きな平屋建ての新築建前。
現場に着きレッカーの据付と安全確認を行い一時事務所へ戻る。
(現場は神奈川県茅ケ崎市)
 事務仕事をひと段落して現場へそろそろ戻ろうかという14時30過ぎに
体験したことのない衝撃と揺れが。

「現場は大丈夫だろうか?」

建前の作業は柱と梁を順番に組みながら骨組みを仕上げる作業で、
途中の状態はいわば「仮止め」。不安定極まりない状態。
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現場へ駆けつけてみると建前作業は続けられている。
棟まで上がり無事に作業は終えることとなった。
 その後現場の混乱は続出。サッシは入らない、べニアも無い、ガソリンがなくて走れない。電力さんは電気を繋ぎに来てくれない。
でも自身は資材・物資の不足・不便というだけで済んだのだから良かった。
命は奪われていない。
震災の日に感じた揺れ、津波のライブ映像その後の水の引いた被災地の姿。
今もそのままの被災地。家に帰ることのできない人々。

忘れてはいけないことを、このお宅の毎年定期点検で
せめて思い出し祈ることができればと思います。
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by iiieaucklandhome | 2014-03-11 07:00 | 山本氏
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