建築用語から生まれたとされる言葉

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調べてみると建築用語から生まれた言葉がかなりあることを知りました。
このネタシリーズとして最初に選んだ言葉。

「いの一番」

意味は真っ先、一番目、最初 などなど

語源は 木造在来建物の柱の番号付けが語源だそうで
ひと昔前まで木造の家の骨組み図面は大工さんが板に書いていました。
柱の位置は縦方向に「い、ろ、は、・・・」、 横方向に「一、二、三、・・・」という風に
「番付」と呼ぶ符合をつけていました。
そして、上棟の一番最初に建てられたのが「いの一番」の位置の柱だったことから
この言葉が生まれたそうです。当社の番付け開始も写真の通り、「いの一番」となっています。
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近年は大工さんが手板(番付する板)をおこして柱や梁の構造材を手刻み(ノミなどで
木材を加工:TOKIOの山口君が鉄腕ダッシュでたまにやってるあれです。)することが
少なくなりました。 もっぱら構造材の加工は工場で機械プレカットし現場搬入します。
加工は2日間程度で終わります。時間短縮≒工事費の削減のためなのです。
しかも加工は正確です。ただし複雑な形状には対応できないことがしばしあります。
 このように機械加工が主流になり徐々に手加工のできる大工さんが減ってきてしまっているようです。

「規格化」する建物は手加工を必要とせず「組み立て」といってもいい作業で出来てしまう物もあります。腕の見せ所はほとんど無し。
 そんな中ですが当社の設計物件は複雑な形状も多く、大工さんの手加工に頼る場面も多いです。なるべく大工さんたちの手を錆つかせないように・・・・・・。近い未来に真四角の家を「組み立てる」ことしかできないなんていうことにならないように。思うことは目先の「いの一番」ばかりに気を取られずに、ということです。
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by iiieaucklandhome | 2014-03-25 08:00 | 山本氏
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